野草料理

野草

大変ご無沙汰してしまいました。

3~4月の展示に来ていただいた皆さま
本当にありがとうございました。
お礼が大変遅くなりました。
KIKKAKEKKOさんでは秋にも展示の機会がありそうです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さかのぼりまして4月に久しぶりの野草料理教室に
行ってきました!
その時の写真です。

よもぎ、カラスノエンドウ、ノビル、タンポポの葉などを摘んで
料理していただきました。
とても美味しくて幸せを感じる時間でした。

「身近な野草を生活に取り入れる」が目標です。

ストールの仕上がり

展覧会, 日々・制作, 野草

バラ染めのグラデーションストール。
綿絹の交織。
バラ染めの糸だけをつかったストールの制作、
ようやくかたちにすることができました。
これからも取り組んでいきたい色です。

8ACFAB0F-11F8-44E7-9918-8BFEA1D61D1A

E2606CC7-417A-4279-96DF-87CFD8079B5D


紅葉色のようなストール。
綿絹の交織。
6E2D2255-322B-4170-8A09-FBD921E2E188

 

先日の野草料理教室では
たくさんの種を摘んできて、
よーく炒ってお茶づくりでした。
よもぎ、背高泡立ち草、ねこじゃらし、すすき、チカラシバ。笹。
種茶は身体をあたためてくれます。

じっくり煮出すと美味しくて身体ぽかぽか。
AE87A0A1-B9EF-45D8-B0E4-574C9595925E

畑の記録。
草刈りをして、畝をもう1畝増やしました。
554A3D98-0588-447F-822B-C3B17814DDF5

今年、植えていた大豆は順調に育っていましたが
枝豆になった頃のある朝、裏山の猿集団に襲撃されて
全て食べつくされてしまいました。泣
田舎で作物を育てるむずかしさをあらためて感じています。
あきらめません!

コブナ草とバラ染め、マコモづくし

日々・制作, 野草

久しぶりの更新となってしまいました。

最近は冷え込むようになり、特に朝晩は暖房をつけて過ごしています。

すくすくと育ったコブナ草、
今年も染めることができました!

D1DDE77C-B87E-4E1E-8328-29DE7B554ACB
昨年は淡い目に染まった感じだったので
今年はしっかり染液をとり、糸量もよくばらずに
染めました。
良い色に染まったと思います。
744510D2-7F9A-4667-910C-3D0A0597E94A

バラ染め鉄媒染。
グラデーションを意識して染めました。
F7B41852-EFB3-4FEA-A856-3972C3904364

次の経糸です。
C593B721-5EEB-4B20-A6D5-26E9A61CD9CF

 

マコモダケをご存じでしょうか。
私は大好きで、この時期、道の駅や産直市場で見つけては
購入していただいています。

マコモは万能薬な食物で
血液の浄化と細胞の活性化、老廃物や毒素の排出をしてくれるそうです。
聖なる霊草で、出雲大社では神事や祭事にマコモを敷き、
お釈迦様は多くの病人にマコモ茶を飲ませたり、葉で編んだ布団に寝かせた話があるそうです。
水中の汚濁物を取り除く働きもあることから
川や沼地などの水質浄化事業として植えられていることもあるとのことです。

先日は野草料理教室でマコモづくしの料理を作り
いただいてきました!

右下が外側を剥いたマコモダケです。
7EFE79F7-80BB-4600-8325-DD0656F06FBF

ヤブツルアズキです。野生の小豆。小さくてかわいい。
BBEF9A5A-D13B-4AFE-878A-01AEF0CBEAF2

マコモとかぼちゃ、ヤブツルアズキのお饅頭。
03356E31-0C87-4918-AC41-5D3675B966E4

マコモスープとマコモの煮物。
1EDA392E-8796-45D8-A79F-A268239785AC

 

 

ADA038EF-B624-4DF4-89C3-F5EC58893945

マコモごはんと、マコモのエビフライ風タルタルソース、
マコモの甘酢あんかけ。

本当に美味しくて贅沢なお味。

シンプルにきんぴらしかあまり作ったことなかったのですが
料理法もさまざまにたのしめるなぁと良い勉強になりました。

赤麻染め

日々・制作, 野草

今年も赤麻で染めました。

62ECF833-CEC7-49C8-A563-E482A3A512D0

今年は家の近くの散歩道にたくさん生えてるのを見つけました!
いつ染めようか、と思っているうちに
いつもよりすこし遅い時期になってしまいました。
勢いあるピークを過ぎ、晩年な雰囲気。

煮出すと濃いしっかりした染液がとれましたが
染めてみると例年より茶味がかった感じになりました。

2AF47F06-0699-4AC1-9E30-553D8E1BEBBC

72599716-2A31-4DC0-B26E-0AC0EC8FB229

9D62CD94-6F8B-4B9A-AA77-E09A63C3CC3C

左2かせが去年、一昨年の分。
右3かせが今年染めた色です。
A080AE6D-E42A-4B9D-A4F8-4246021509F1

草にも若々しい時期、旺盛な時期、晩年と
草の一生の中でそれぞれの時期の色を見せてくれるようです。
今年染めた色も大事に使いたいと思います。

9B52EB51-1718-42FD-AE79-D817C73E5894
毎日、暑いですね。
織りの仕事部屋にクーラーをつけました。
涼しいと、こまかい作業も集中できます。

覚えたての野草うどんを作りました。
ツユクサのうどんと、夏野菜とツユクサ、カラムシの天ぷら、
カラムシの磯部和え。
3ECF6485-8DC5-479E-BD2C-7F7898413329

D63583B1-9E37-4F13-A6ED-4D71F4EC88EE

野草を食べてると力が湧いていくる気がします。
(夫にそれを言うと、思い込みタイプと言われます。笑)

野草うどん

野草

久しぶりに野草料理教室へ行ってきました。

まずは、外へ出て、先生の説明を聞きながら野草摘み。
イノコヅチ、ツユクサ、カラムシ、オオバコ、笹などを採集。

イノコヅチ
95C0FCF7-06E9-4388-9DCC-F6A011AB5295

今回のメニューはカラムシとツユクサの手打ちうどん、
ツユクサのおひたし、
ツユクサとイノコヅチ、オオバコの天ぷら、
玄米ごはんまん、笹茶。

9C55DFBE-34E6-4376-8C6D-179C2826A428

 

 

FAB0E4B2-6C6E-42BB-943A-F9A34E611DAB
緑がきれいな野草うどん♪

94889A69-C72E-4A7B-8C41-414B920ECFD9
天ぷらうどんには、しょうがと梅干を混ぜた大根おろしを添えます。
A312CE96-FB5B-481A-9572-17DAA662EA61

ごはんまんは、炊いた玄米ごはんに、ひじきや炒めた人参、豆腐をまぜて
オオバコにのせて蒸したものです。これが本当においしい!!!

99F51796-E28A-4860-8FA3-DE167C5952A7

午前9:45から始まった料理教室、
みんなで手分けしながら作って、
お昼ごはんにありつけたのは、午後3時。

下ごしらえに、ひと手間もふた手間も惜しみなくかけて
仕上げてゆく料理。

本当に滋味深く、心の底からおいしいと思える味でした。

野草の先生は変わらずに、
大切なことを伝え続けてくださっていて、
深い学びの時間となりました。

大切に思っていたいことに目を向ける時間でもありました。
また近いうちに、家のまわりの野草を摘んで作ってみたいと思います。

途中、笹で手を切ってしまう方がいましたが
よもぎのお手当をすると、しばらくするうちに
止血して、痛みもなくなったようです。

よもぎのお手当は、生のよもぎの葉1.2枚の少量を洗わずに
噛んで唾液となじませ、そのよもぎを患部に貼っておきます。
擦り傷や蚊にさされ、思っている以上によく効きます。
子供の擦り傷には、母の唾液となじませたよもぎが良く効くとのことです。

その昔、パン屋さんでアルバイトしていた頃、
誤ってパンのスライサーで手を切ってしまい、
1度目は病院で処置してもらい縫いましたが
2度目に切ってしまった時は野草のことを学んでいましたので、野草の先生に聞きながら
このよもぎのお手当で治すことができました。
どこにでも生えているよもぎ、お薬にもなり、
染めにもつかえて、本当に万能なすばらしい野草だと思います。

 

12345