黄色の染め
ありがとうございました
ヒナタノオトさんのオンラインストアでの
「糸ぬの歳時記」終了しています。
お礼が遅くなってしまいましたが
気にとめて見て下さった方、お買いものして下さった方、
本当にありがとうございました。
今年は直接触れていただけるような展示の機会も少なく、
オンラインを通してお選び下さった方がいらっしゃったことに
とても励みをいただきました。
このような場をつくっていただき、いつも応援して下さるヒナタノオトさんにも
心から感謝申し上げます。
また次の季節の「糸ぬの歳時記」に向けて制作しています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最近のお茶の時間。
友人からの贈り物の竹細工ドリッパー。
とても気にいっています。
土瓶で沸かしたまろやかな湯でコーヒーを淹れると
おいしくて幸せな気分です♪
赤や黄の落ち葉を見ていると
さぁ次はどんな色を織ろうかなって
わくわくした気持ちになります。
秋の日
お天気の良い日はどこかお出かけしたい気持ちで
いっぱいになりますね。
友達が出展していて案内を送ってもらったので
近江八幡で開催中の琵琶湖ビエンナーレに行って来ました♪
近江八幡は古い街並みが残っていて、レトロモダンな建物もいくつかあって
足を踏み入れると、現代とはまたちがう空気感にすこし触れられるような気持になります。
点在している展示会場となっている場所も古く趣ある建物で、
アートとの融合で異空間を体感できました。
ロープウェイで登る八幡山の頂上にも作品があるということで
せっかくなので登って見てきました。
作品も楽しく見させてもらい、八幡山からの琵琶湖の眺めも最高にすばらしかったです。
たくさん見て歩いて、近江八幡とアートを満喫!
こんな日もいいなぁと心ほぐれる秋の一日でした。
今週は気持ちの良い晴れが続いています。
秋冬の午前中は、木漏れ日が作業机にここちよくさしこみます。
次はまた綿麻の生地です。
綿麻はまだまだ色のストックが少なく、今までメインで織ってきた絹素材の感覚とはまた違うので
どんな織り布がいいかな~と悩みますが
とにかくイメージを描き出してみたりして考えます。
ヒナタノオトさんのオンラインストアで開催中の
「糸ぬの歳時記~寒露~」は10月いっぱいということで
明日土曜日までです。
迷って下さってる方がいらっしゃいましたら
どうぞよろしくお願いいたします。
→☆
生きる ぼくら
久しぶりに小説を読みました。
夜、眠る前にお布団にごろんところがってページをめくる楽しみ♪
読んだのは、原田マハさんの「生きる ぼくら」。
ひきこもりだった主人公が、紆余曲折あって、
米作りに出会い、「自然の田んぼ」を通して自然や人のぬくもりに触れ
とじこもっていた人生がひらいていくストーリー。
素敵だなと思ったことのひとつには、おにぎりのお話。
(本書から抜粋)
「人の手でむすばれたかたちをしている」
「ふたつの手と手を合わせて、ほっこりと握る。
それがおにぎりのかたち。
これを食べる人が健康でいっぱいご飯を食べれますようにっていう、
作った人の祈りのかたち」
誰かに作ってもらったおにぎりは
お茶碗によそったご飯とはまた別のおいしさがあるように感じます。
人の手からは思いや祈り、そんな目には見えないチカラが宿るんだなと
あらためて思えました。
読み終えて、「生きる ぼくら」という題名が
ふかく心の中でゆらゆらとあたたかな余韻をのこしています。
ますます田んぼを体験してみたくなりました。
出会えてよかった一冊です♪
コチニ―ル染め。ミョウバン媒染。
秋の果物のような実りの色が染まりました。
ヒナタノオトさんのオンラインストアでは
引き続き、作品を紹介いただいています。
どうぞよろしくお願いいたします。
○いと布歳時記「寒露」→☆
○ソラノノオト→☆
藍色のチェック
風のつめたさを感じる季節、木々の葉も色づいてきました。
巡る季節、日々の段取りや予定を考えてるとあわただしい気持ちになりますが
今、この季節も楽しみたいと思います。
綿麻の生地を織っています。
美しい藍色は和歌山県の二ワカヤマ工場の澤口さんに
染めてもらいました。→☆
展示や制作でお忙しい中、引き受けて下さり、感謝です。
染めて、天日干しして、4日間洗って干して、して下さったそうです。
色移りすることなくしっかりと染まっています。
色の深みがありながらもすっきりとした感じもする美しい色、
とてもうれしく使わせてもらいました。
藍色、栗のいが染めの色、茶綿でシンプルで
おおらかなチェックにしました。