二月の展示

日々・制作

一月も後半になってしまいました。

今年前半の展示の予定も無事に決まり、
準備、すすめてます。

二月は新潟で展示があります。
グループ展に参加します。

「カタカタトントン展」

会期:2014年2月1日(土)-23日(日) 10:00~17:00
※火, 水, 木曜日は休廊

場所:ギャラリーmu・an
新潟県長岡市呉服町2-1-5

大護慎太郎(腕時計)
大桃沙織(真鍮アクセサリー)
佐藤亜紀(染織ストール)
ヤオイタカスミ(リネンの服)
斎藤伸絵(ウールのマフラー, バック)

一緒に展示させてもらう作家さん(大学の同期もいますが)は、
とてもステキな作品を制作しています!
見応えある展示になるかと思います。
新潟にお住まいの皆さん、ぜひぜひ見にいらしてください。
どうぞよろしくお願いいたしします。

カタカタトントン、
の響き、気にいってます。

::::::::::::

お正月に新潟に帰った時に、
友人の家の近くの絶景に連れていってもらいました。
007
写真で見ると、もひとつですけど、
山々が広々と見渡せました。
ひんやりとした澄みきった空気の中、
雪・森・雲・空のグラデーションが
すごくきれいでした。
雪の下には、段々田んぼが広がってます。
009
これから、もくもくと雪が深くなっていく季節。

こんなイメージの布が織れたら。。。
そう思わずには、いられません。。。(笑)

009

また近々アップします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年

日々・制作

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

良い一年が過ごせますように。

今年は、もっともっとたくさんの布を織って
チカラをつけていきたいと思います。一歩一歩です。

お正月は新潟の実家に帰ってました。
今年は、まだ雪も少なめでした。
関西で過ごしてると、忘れてますが、
雪国の冬は、通常どんよりくもりがちです。
晴れの日がとても貴重です。

くもり空に浮かびあがるカタチ。
010

こんなもようの更紗があったらステキですね。

011

 

021
母からもらってきた植物。水栽培で育ったら、植えかえます。
成長が楽しみです。

 

来年へ

日々・制作

明日で、今年も終わりですねー。

今年は今までで一番、展示できる機会の多い年でした。
(一年中幾つもの展示を抱えてらっしゃる作家さんからしたら、
私なんてとても少ないのですが。)
いつも展示前は、やっとやっと発送になんとか間に合わせる状態で、
ひとつ山を越えるともうまた次の山へ、
いつも大丈夫なのかなってどきどきが止まらない。。。
ようやく山々を越えてきた、そんな一年。
大きな喜びも、つまづきも、落ち込みも、ふかい悲しみも、
じんわりとしみる嬉しさも、気持ちの起伏の詰まった年。

そんなぐるぐるな状況だったので、
もうすこし頭のなかを整理して、深く深呼吸。
風通し良く、心地よく、わくわくとした気持で過ごし、制作したい。
その状況をつくるのも、自分。

さあ来年!

お世話になった皆さま、おおきな励みをいただいた皆さま、
本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。

 

015

 

 

もうすぐ年末

日々・制作

もうすぐ年末ですね。

街中の飾り付けも、スーパーの品揃えも、ラジオの話題も!、
クリスマスから一気に年の瀬に。。。早いなあ。
私なんて、まだ来年の手帳買ってません。
来年の予定は、メモして冷蔵庫にとりあえず貼ってます。
そろそろ買わなければ。。。

季節のスピードについて行けず、
アップしそびれた紅葉の写真。今さらですが、せっかくなので。
015
東福寺内にある正覚庵(筆のお寺)。
とっても美しい凛とした空気感のあるお庭。
居心地良かったです。季節を変えて、また行ってみたいです。
苔と光と陰の色の深み、みごとでした。
012

そして、
最近の織りしごと。
007
(染め色:コチニール、枇杷の葉)

淡いめのやさしい感じの仕上がりです。
いつも思っていることなのですが、
天然染料で染めた糸の色は、朝・昼・晩、天気によっても光の具合で色味が
違って見えるように思います。
今回は、今までで一番淡い色なのですが、特にそう思いました。
グレーっぽく見えたり、青みがつよく見えたり。。。不思議です。

さざ波とウールの眺め

日々・制作

12月11日から、大阪の阪急うめだ本店で
展示が始まります。
クリスマスギフトの企画展参加です。
 お知らせ(NEWS)ページにて詳細をご紹介してますので
どうぞご覧ください。

いつもいつも・・・のことですが、
展示に向けての発送直前まで、余裕なく作業してたため
まったくブログ更新ができませんでした。。。

今回は、2本立てにて、見ていただこうと思います!

まずは、絹とオーガニックコットンの交織の
さざ波のような質感のストールです。
織り上がりの表面は、フラットな感じです。
008

仕上げに水通しすると、素材の縮絨率の違いから
さざ波のようなしぼが現れます。↓

045

ぐるぐるっと首もとに巻けるような、大きめサイズです。
私は、昨冬は、コートにこのさざ波シリーズの大判ストールを
巻いておりましたが、ウールとはまたひと味ちがうあたたかさでした。
ひと冬巻いて、だいぶしなやかさが出てきています。

031

おなじみの吉田麻子さんに紡いでもらったウール糸を
緯糸につかって、大判マフラーも織りました。
肩からぐるっとたっぷり巻けるサイズかと思います。

007
房部分の絹糸が良いアクセントになってます。

019

024

032
経糸の絹は、栗のいがで染めた黄茶色をメインに
たまねぎ皮・樫で染めたグレー茶の筋を入れてあります。
ウールの色をじゃましないよう、うっすらです。
ウールと絹の素材感・色の深みの重なりが、
とても良い感じに仕上がりました。

今回は、経糸の整経(初めに、経糸を織る長さ分つくる作業)の時点で
絹糸の節がかなり絡む事態になってしまい、
ひとつひとつの作業がとても難航して、作業も遅くなりました。反省です。
無事に織り上がることができて、ほっとしています。
織り上がって、縮絨作業して、最終に竿に干したら
何とも言えない濃淡の深いウールの風景が見えてきて、
うれしさ込み上げました。良い眺めです。

皆さん、ぜひぜひ阪急うめだ本店での展示にお越しください。
どうぞよろしくお願いいたします。