糸染めのこと
やっと、あたたかくなったな~と思ったら
あたたかいを一気に通りこして、
ちょっと暑い。かも。。
寒い季節に
糸染めした糸を早く使いたい時は、
なかなか乾いてくれないので
まだかまだかと気がもめます。
昨日、糸を染めて干しました。
明日にならないと乾かないだろうし、
乾くまでに先にこの準備をしておいてーとか、段取りを考えてたのに
あっと言う間に(半日くらい)乾いてくれて
早く仕事すすめなさいって
逆にせかされた気分。笑
庭の剪定した梅の枝で染めました。
あたたかい日
今日は、朝から、からっと晴れました。
洗濯日和。
昨日はなんだか一日中、ねむくてねむくて。。。
おもいきって昨夜は早く寝たら、今朝は頭がすっきりしてて
仕事もはかどります。
むやみやたらにがんばる、
みたいなのをそろそろ変えていきたいです。
経糸・麻、緯糸・綿の布地を制作中。
奈良の箱本館さんで染めた藍色が深みがあって
とてもきれいです。
緑は、藍色のうえにえんじゅを重ね染めしました。
お知らせ/藍の芽
久しぶりの更新となってしまいました。
気持ちの良いひかり、おだやかな風、
身近な花々も草木も元気いっぱいです。
いつもは、星空を見ながら散歩する
散歩は夜派な私ですが、
こんな季節は早朝歩きが楽しそうです。
次の展示は、長野県松本市でのまつもとクラフトフェアに
出展します。
今年は、5月30(土)・31(日)日に行われます。
全国から、陶芸、ガラス、木工、金属、染織、などなど多ジャンルの
クラフト作家が出展します。
松本の街歩きも楽しいですし、ぜひぜひあそびに来て下さい。
しばらく前に藍の種をまきました。
ようやく芽が出ました!
すくすく育ってね~~
3月も終わり
あたたかくて、日差しのここちいいこの頃です。
先日の五色の布は、織り上がりました。
あまり厚みがおもたい感じにならないように、
でもたよりないようなうすさやではなく。。。
打ち込み加減もある程度糸の質感が出るようにしたい。
ほどよいざっくり感だけどそれなりの密度。
ぺたっとしてなく質感のある布。
手織りならではの味はあるけどすっきりとしている。
そんなあいまいなイメージを持ちながら、
制作しました。
シンプルな経縞ですが、素材使い、織り加減と
じっくり向き合った時間となりました。
五色
今日は良いお天気。
でも来週は、また寒の戻りとラジオで聞いたので、
朝から豆汁作業。
鍋3杯分の麻糸と綿糸の精練後、
昨夜から水に浸けておいた大豆から豆汁をとり、
糸を浸してもみこんで、脱水かけて干しました。
糸をさばいて干してると、
ひかりが気持ちよく、滞りがちだった気持ちに風が通り、
なんともすがすがしい気分になりました。
花まつりの日のお茶会で、床の間にかざって下さるという
五色(ごしき)の布を制作しています。
染め色: 緑(かりやす・藍)、青(藍)、赤(茜)、黄(かりやす)
制作するにあたって、五色について調べてみると
なんとも奥の深い世界。
ざっくりとしか言えませんが(誤りがあればすみません。)、
五色とは、古代中国の陰陽五行説に由来してるものだそうです。
陰陽五行説とは、万物は「陰・陽」の二気、「木・火・土・金・水」の五行で成り立ち、
これら陰陽五行の要素で世の中は回っているという思想です。
方角を表す五方、季節を表す五季、内臓を表す五臓など、
自然界や人体など、あらゆるものが五行に配されているようです。
五臓のことは、冷え取りの本でよく出てきてたので
今回調べて行く中で、関連されてたことがわかって
五色が身近なものに思えました。
自然の摂理は内臓にもあてはまると思うと
やっぱり、人間も自然界も同じなのだなぁと思いました。