最近のあれこれ

日々・制作

夏にきれいな青空色の染まった藍、
花が咲いて、ゆらりゆらり風に吹かれていました。
最後まで目を楽しませてくれててます。
006
kunel(雑誌)の庭特集の記事で、
「野菜が口からいただく栄養ならば、
花は心=魂でいただくもの。
見て、触れて、嗅ぐことで、感性が養われ、元気を与えてくれるもの。」
という文章がありました。
花を上手に育てたり、庭の管理もろくにできてない私ですが、
もっと花を身近な生活に取り入れられたら、
豊かだなぁと思いました。
心の元気のためにも、花って必要な存在なのですね。。。

 

展覧会、近づいてきましたが、
秋色ストール、出来上がりつつあります。

023

 
この前に引き続き、読書の秋。
すっごくおすすめな本があります!!!
とっても感動しました!!!
ずっと読みたいと思いつつ、忘れてましたが、
図書館で偶然目にしてしまい、制作集中期間ですが、
一気読みしてしまいました。
020
人が自然を前にして、謙虚に耳を傾け、向き合い、
手をつなぎ合うことができたなら、
奇跡って起きるのですね。
この本に出会えて良かったです。

がま口の修理

日々・制作

先日、がま口小物入れをお使いの方から
口金から本体が取れてしまったそうで、修理のお問い合わせを
いただきました。
がま口を作り始めた頃から自分で使ってるものは
まだ取れたことがないのですが、
接触の悪さで取れてしまうことがあるようです。
もし、取れてしまった方がいらっしゃいましたら、
修理させてもらいますので、すみませんがご連絡ください。
CONTACTのページからお願いします。

他にも、ストールや他の小物でも、お使いいただくうちに
何かお困りごと(糸のひっかけ、しみができた、色落ちなど)がでてきましたら、
お気軽にご相談ください。
安心して永く使っていただけるようにしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

炊いたん

日々・制作

今日、ラジオを聴いてたら方言ネタがちょっと気になりました。
(関西)   (標準語)
・炊いたん → 煮物
・しゅむ  → しみる

そう言えば、関西にきたばかりの頃、
まわりの人たちがつかう、「炊く」にとても違和感があったのを思い出しました。
関西にくるまでは、炊くは、ごはんを炊くぐらいしか使いませんでしたが、
関西の人は、煮る全般に炊くをつかうようです。
糸を炊く、大根を炊く、など。。。
京都にきてはや8年、、、今ではすっかり聞き慣れました。
ちなみに、今日の夕ご飯は、冬瓜と鶏肉の炊いたん!でしたー。
(新潟風に言えば、ゆうごと鶏肉の煮物。)

「しゅむ」は、歯医者さんで、時々耳にします。
「ちょっとしゅむかもしれませんが、、、」みたいな
使い方です。
しゅむってなんか響きが、かわいいですね。
あまり使う場面がないので、まだしゅむを使いこなせてません。。。

 
ブログ用に撮った写真があったのですが、取りこんでみたら、
だめだめでしたので、前撮って、のせそびれてた写真より。

030
ちょっと前に、オーダーで制作したテーブルランナー。
ご希望で、房付きです。
端の仕上げは、折り込んで縫って仕上げることが多かったのですが
房にするのもなかなか良いかもしれません。

 

最近の作業と小説

日々・制作

夕方の空がやわらかな色してるこの頃ですねー。
かぼちゃやさつまいも、
ほっくりしたものが食べたくなる季節です。

最近の作業。

淡いめやさしいめに染めました。
枇杷の葉、五倍子。
003

002

008

 

食欲の秋。読書の秋。
と言うことで、本棚からおすすめをすこし。
食べもの系の小説は、ついつい手をのばしてしまいます。
春の片づけ祭りで、だいぶ手持ちの本たちをブックオフに見おくりましたが、
こちらは、残した子たち。
006
気になる題名があれば、ぜひ手にとってみてください^^

吉田篤弘さんの小説は、言葉のひびきから想像がふくらみ
どれもこれもとにかく大好き!

かもめ食堂は、映画化されててわりと誰もが知ってますね。
ヘルシンキに旅したくなります。

食堂かたつむりも映画化されてますね。
この食堂の名は、なんともかわいすぎです。

太陽のパスタ、豆のスープは、
豆好きとしては、読まずにはいられないタイトルでした。
なんと、私の大好きな楽天堂の豆屋さんのことがお話に出てきて
びっくりでした。

秋の夜長は、おいしいお茶と読書で楽しみたいですね。
展示に向けて、制作もがんばります。

 

しぼり染め

日々・制作

今年は秋になるのが早いって、よくききますね。
去年やその前の年の残暑のきびしさに比べれば、確かにましかもー。
夜は、虫の音色がここちいいこの頃です。

10月の展示に向けて、準備すすめてます。

展示の関連イベントで、
草木染めワークショップをすることになりました。
私にワークショップなんて、ゼッタイにムリ!って
思ってましたが、まわりの方に背中をおしてもらい、
今回初めてやってみることになりました。おもいきって。。。
時には、思い込みの殻から出てみることが必要ですねー。

枇杷の葉を染めたいというのがあって、素材との相性など
いろいろ試し染めしてみました。
ハンカチ、手ぬぐい、今治オーガニックコットンハンカチ、
コットンガーゼマフラー、シルク手袋。
005

026

輪ゴムで括って、絞り染めしたのですが、
染め上がって、出てきたまるや線が、なんともおおらか!
子どもの落書きのようですね。

輪ゴムで布を括るわくわく感!
布を染液に浸すわくわく感!
輪ゴムをほどいて柄が出てくるわくわく感!
なんだか、思ってた以上に楽しくって、
手を動かし創作することって、こんなにもおもしろいのかぁって
新鮮な気持ちになりました。染めも制作もいつもやってることなのに(笑)
この楽しさ、共有できたらうれしいなって思いました。

もう少ししたら、展示についてやワークショップの詳細、
お知らせできると思います。

ついでに、染めの残液で
冷えとりソックスの絹も染めました!
(綿は、下処理が必要なので、今回はすぐ染められる絹だけ。)
007
やさしいサーモンピンク。気にいってます^^

調べてみました↓

「枇杷の葉の豆知識」
排毒、免疫系の強化。
日本の暖地に広く自生または栽培される常緑樹で、葉の煎じ汁を清涼健胃薬とし、
暑気払いに用いられました。
また、浴湯剤としても用いられ、皮膚をなめらかにし、汗泡によいとされました。
ビワは葉・樹皮・種を薬用とし、古来より民間療法の妙薬として用いられています。
有効成分のアミグダリンはビタミンB17になり、腹痛・腰痛・リウマチ・内蔵の痛み一切に、
火傷・皮膚病一切に、喘息・気管支炎・アレルギーなど、万病に効く木です。

枇杷の葉の薬効成分はすごいですね!
肌に身につけるもの、あれもこれも染めたくなります!
枇杷の葉で染めたハンカチや手ぬぐいで、
汗をふくのも良さそうですね。