カラスノエンドウとスズメノエンドウ

日々・制作, 野草

カラスノエンドウとスズメノエンドウを染め比べしてみました!

6DD7E344-5377-4DEF-914B-7C5ECA4408FC
左1カセがカラスのエンドウ。右3カセがスズメノエンドウです。
カラスノエンドウは黄色系。スズメノエンドウは黄緑っぽく染まりました。
媒染はミョウバンです。

カラスノエンドウ
5B049C05-8F75-419F-9BEF-C7BA1C599B6E

スズメノエンドウ
B162E3F1-0D4E-4FAA-82C8-81C369E7B04F
小さな花もくるくるした先っぽもかわいらしいです。
花の後は小さなさやをつけます。

新芽は料理していただいた野草ですが
糸染めにも使わせてもらいました。
衣食住を野草とともに暮らす、
生活していく上でのテーマにしていきたいと思います。

最近何度か作っているキンパ。
なかなか上手に作れませんが
ようやくのり巻きのコツをつかみはじめています。
7EB45B2F-600E-4E68-BF06-2C18CE747835

酒粕クラッカー。
お茶でひとやすみ。
2251C3D6-52CD-4548-9FC0-E04ACEE1B312

自然の恵み

日々・制作, 野草

久しぶりの更新となってしまいました。
お元気にお過ごしでしょうか。
不安な毎日を過ごされてるでしょうか。
お仕事も生活も大変な思いをされている方も多いと思います。
コロナが終息していくことを願います。。。

私の方は元気に過ごしています。
この先の展示もいつできるかと思うと気がぬけてしまいますが
また皆さんに作品を見てもらえることを楽しみにして
制作に励んでいきたいと思います。

最近は散歩にでかけては
拾ってきたり、摘んできたり。

この前はヤシャブシの木の下に実がたくさん落ちていて
拾ってきました。
34149cf8e2e44db7-photo

右がミョウバン媒染、左が鉄媒染。
こっくりとしたきれいな茶色が染まりました。
50dd25142df02c24-photo-full

カンゾウ、よもぎ、カラスのエンドウ。
こちらは食卓へ。
b034a1222b073816-photo

8b1daf31d7038744-photo

ゆでて、水にさらして、しっかりアクぬき!
1038ce21f93a27c3-photo

てんぷらやおひたし、混ぜごはん。
3ee62818e8bbeb04-photo-full

巡る季節を感じながら、自然の恵みに元気をもらっています。
同じ土地に住みながら、今まで出会わなかった草木に今年出会うことができた幸せ。。。

あたたかな言葉

日々・制作

皆さま、ご無事でお過ごしでしょうか。
コロナウィルスの影響で大変な目に遭われてらっしゃる方
お見舞い申し上げます。

3月の伊勢丹新宿店での展示に向けて
体調には気をつけつつも、
手は止めず制作に励む日々を過ごしています。
ですが、3月の展示、お客さまは来てくださるのだろうか。。。
そもそも中止になるのでは。。。と
すこし不安になっていたところ、
企画の方から大変あたたかく励まされるメールをいただきました。
(ここには載せれなくすみません。)
どうころんでも、私は私の目の前のことを精一杯やりきろう!
そのことが自分のチカラとなり次へとつながっていくのだからと
前向きな気持ちにしていただきました。
いつも作り手をあたたかく照らしてくださるヒナタノオトさんに
心から感謝しています。

ヒナタノオトさんのブログ「謙虚と希望」もあわせて
お読みいただけたらと思い、添付させてもらいます。→

9E06D7A7-623C-415F-80F0-65B910222A72
展示に向けて、最後に染めたコチニ―ルのピンク。
あたたかな春の日、うきうきと出かける気持ちに寄りそえるような
あかるいストールが織れたらと思います。

春までもうすこし

日々・制作

先週から急に冬らしい冷え込みとなりましたが
今朝、庭に出ると、うぐいすが2度鳴きました。
春がすこしずつきているのを感じます。

0A455C13-2A08-452B-882B-4BFD7130053D

コチニ―ルで染めた濃淡。
1DB5EBA6-32DA-407A-8C08-F4586B8CD94C

夏に染める藍の生葉染めの色に
えんじゅの蕾で黄色をかさねました。
たくさん染めれない色なので、ごくわずかに染めました。
ふきのとうのようなかわいらしくフレッシュな色。
36667F47-8105-4AAA-9CC8-CAFD49C70BE5

芽吹きの季節の春の野のような。。。
57F8D38F-0695-4CE1-89D8-789620D31A86

春が近づいてきていてもまだまだ寒い日々。
土鍋料理でおなかがほっこりあったまります。
かぼちゃと小豆、ストーブでことことおいしく炊けました。
4B45D58F-63F2-40B1-97FF-A742D94C42E8

枇杷の色

日々・制作

先日のらふとワークショップで枇杷の葉と枝を煮出して染めましたが、
枝の方はまだまだ色が出そうだったので
持ち帰らせてもらって染めました。

オレンジのようなサーモンピンクのような
きれいな色が染まりました。
c479ee8e9facf1ca-photo
上段はらふとで染めた色。
下段は左から、家で染めた1染目、2染目。

染め後の枝。
7ac9cb55288eef5a-photo

京都に住んでた時に庭の枇杷の葉で染めた色、
信楽に移住してから枇杷の葉をいただいて染めた色は
違う感じの色でしたが
千葉の枇杷の木の染め色もまた違ったものでした。
千葉のはオレンジ味がつよい感じです。
まさに枇杷の実のような色でした。
枇杷の種類、育った土地、葉をいただく季節、
その時々に得られる色はちがうものとは前知識であったとしても
目の当たりにすると、色って出会いなんだな~と
あらためて思いました。
大切に使わせてもらいます。