野草うどん
久しぶりに野草料理教室へ行ってきました。
まずは、外へ出て、先生の説明を聞きながら野草摘み。
イノコヅチ、ツユクサ、カラムシ、オオバコ、笹などを採集。
今回のメニューはカラムシとツユクサの手打ちうどん、
ツユクサのおひたし、
ツユクサとイノコヅチ、オオバコの天ぷら、
玄米ごはんまん、笹茶。
天ぷらうどんには、しょうがと梅干を混ぜた大根おろしを添えます。
ごはんまんは、炊いた玄米ごはんに、ひじきや炒めた人参、豆腐をまぜて
オオバコにのせて蒸したものです。これが本当においしい!!!
午前9:45から始まった料理教室、
みんなで手分けしながら作って、
お昼ごはんにありつけたのは、午後3時。
下ごしらえに、ひと手間もふた手間も惜しみなくかけて
仕上げてゆく料理。
本当に滋味深く、心の底からおいしいと思える味でした。
野草の先生は変わらずに、
大切なことを伝え続けてくださっていて、
深い学びの時間となりました。
大切に思っていたいことに目を向ける時間でもありました。
また近いうちに、家のまわりの野草を摘んで作ってみたいと思います。
途中、笹で手を切ってしまう方がいましたが
よもぎのお手当をすると、しばらくするうちに
止血して、痛みもなくなったようです。
よもぎのお手当は、生のよもぎの葉1.2枚の少量を洗わずに
噛んで唾液となじませ、そのよもぎを患部に貼っておきます。
擦り傷や蚊にさされ、思っている以上によく効きます。
子供の擦り傷には、母の唾液となじませたよもぎが良く効くとのことです。
その昔、パン屋さんでアルバイトしていた頃、
誤ってパンのスライサーで手を切ってしまい、
1度目は病院で処置してもらい縫いましたが
2度目に切ってしまった時は野草のことを学んでいましたので、野草の先生に聞きながら
このよもぎのお手当で治すことができました。
どこにでも生えているよもぎ、お薬にもなり、
染めにもつかえて、本当に万能なすばらしい野草だと思います。