豆汁下地・イベントのお誘い

おすすめ

今日はすがすがしい良いお天気!
展覧会のワークショップ用の布を
下地処理しました。

天然染料は、たんぱく質に染まるのですが
綿にはたんぱく質が無いので、前もって
布地にたんぱく質をしみこませる作業をしておかないといけません。

下地処理には、化学的な薬品を使った濃色処理の方法があって
この方法をすると、草木染めにしては
濃く染められたりするのですが、
なるべく草木そのままの自然の色を染めたいと
いうのもあって昔からの方法の
大豆を使って下地処理をしました。

 

大豆を、一晩水に浸けておきます。
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ミキサーにかけて、濾します。
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ぎゅっとしぼると、豆汁(豆乳)とカス(おから)になります。
この出来た豆汁を使います。
(おからは、夕ご飯に使います。この無駄なく使える感、いいですよね!)
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豆汁に精練しておいた布をよくもみこんで、
染み込ませます。
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カラッと天日干し。
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きれいな色に染まりますように!

 

シルク手袋は、下地処理しないでそのまま染めれるので
精練のみして、陰干し(室内干し)しました。
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シルク手袋は、ウールほどぶ厚くなく、
今の時期、朝晩のひんやりした空気の中の外出に
ちょうどいいです。きもちいいやわらか素材です。
眠る時つけるのも良さそうです。

 

ワークショップ、ぜひぜひご参加くださいね!
枇杷の葉から生まれる色はどんな色なのか、
自然の色を布に染めるということ、
自分で染めた布を、自分で使ってみるということ、
五感であじわって、楽しんでもらえたらうれしいです。

草木染めは、台所しごとのひとつのようなものです。
一度、やり方を覚えれば、誰でもできます。
自分のために家族のために、ちょっとした日用品が染めれたらいいですよね。

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ギャラリーテラでの展覧会 10月26日(日)―11月2日(日)→詳細は、コチラ

「草木染めワークショップの日 11月1日(土)」
枇杷の葉を2種類の媒染(ミョウバン・鉄)で染めましょう。
・シルク手袋、コットンガーゼマフラー、手拭から2種類選んでもらいます。
・カフェこのみのお菓子とコーヒー付
・参加費(材料費込み)1500円∼ 要予約5名

 

食事会の方も、ぜひぜひご参加お待ちしてます。
おくどさんで炊く越畑産の新米は、とびきりおいしいです!
「篠原ともみさんの器でいただくごはん 10月29日(水) 12:00-14:00 」
カフェこのみ おくどさんで炊く越畑の新米ランチ
(ごはんお代わり自由・デザート コーヒー付)
・参加費1000円 要予約20名

ご予約・お問い合わせは、ギャラリーテラへお電話、FAX、メールにてお願いします。
TEL&FAX 075-204-8122(テラ)
携帯 090-5655-4568 (店主小林さんの携帯)
Email ari@terra2010.com
ギャラリーテラHP→

 

 

がま口の修理

日々・制作

先日、がま口小物入れをお使いの方から
口金から本体が取れてしまったそうで、修理のお問い合わせを
いただきました。
がま口を作り始めた頃から自分で使ってるものは
まだ取れたことがないのですが、
接触の悪さで取れてしまうことがあるようです。
もし、取れてしまった方がいらっしゃいましたら、
修理させてもらいますので、すみませんがご連絡ください。
CONTACTのページからお願いします。

他にも、ストールや他の小物でも、お使いいただくうちに
何かお困りごと(糸のひっかけ、しみができた、色落ちなど)がでてきましたら、
お気軽にご相談ください。
安心して永く使っていただけるようにしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

10月の展覧会のお知らせ・良い一日

行ってきました

お知らせのページに、10月の展覧会の詳細について、
アップしましたので、ぜひご覧ください!!!

京都の嵯峨清滝のギャラリーテラさんで、
10月26日(水)から始まるグループ展です。

テラさんは、豊かな自然に囲まれた
おくどさんと薪ストーブのある素敵な京町家ギャラリーです。

ご一緒する作家さんは、
寺田知司さん(染織)、篠原ともみさん(陶芸)、辻中育子さん(写真)、
カフェこのみさん(お米、イベント限定ランチ)です。

「篠原ともみさんの器でいただく カフェこのみさんのおくどさんで炊く新米ランチ」や
「枇杷の葉で染める 草木染めワークショップ」のイベントもありますので、
ぜひぜひご参加ください。

よろしくお願いいたします。

 

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昨日は、出掛けてきました。

10月に展示する清滝のギャラリーテラさんで開催中の、
かつみゆきおさんの「木の仕事と山の写真展」の
ギャラリートーク「木と山と人を語る」に行って来ました。

木の仕事キャリア60年の大ベテランのかつみさんは、
20代~30代は登山にのめり込み、カラコルム未踏峰の山々に遠征を
繰り返したそうです。

やりたくないことはやらない、やりたいことだけやってきた、と言う
かつみさんの言葉はわかりやすくシンプルですが、経験とゆるぎない真があってこその
深みと広がりがありました。
貴重なお話聞かせてもらいました。

9月27日(土)にもかつみさんのギャラリートークがありますので、
ご興味ある方はぜひぜひです。(清滝テラさん→HP

 

 

その後、ハイアットリージェンシー京都内にあるセレクトショップ京での
友人も出品している「オトメノイノリ」展を見てきました。

ひとりひとりの作家さんの丁寧にこまやかに制作に向かう世界観が
感じられ、ゆっくりと楽しく見させてもらいました。

会期は9月29日(月)までです。
ハイアットリージェンシー京都は、三十三間堂のお隣の高級感あるホテルです。
エントランスを入ると良い香りに包まれて、セレブ感あります。
セレクトショップ京も展覧会もとても素敵でしたので、ぜひぜひ足をお運びくださいね。

ハイアットリージェンシーを出ると、夕陽がにじんでて、
空がとてもきれい、気もちいい夕方。
駅まで、散歩がてら歩きました。
良い一日でした○

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炊いたん

日々・制作

今日、ラジオを聴いてたら方言ネタがちょっと気になりました。
(関西)   (標準語)
・炊いたん → 煮物
・しゅむ  → しみる

そう言えば、関西にきたばかりの頃、
まわりの人たちがつかう、「炊く」にとても違和感があったのを思い出しました。
関西にくるまでは、炊くは、ごはんを炊くぐらいしか使いませんでしたが、
関西の人は、煮る全般に炊くをつかうようです。
糸を炊く、大根を炊く、など。。。
京都にきてはや8年、、、今ではすっかり聞き慣れました。
ちなみに、今日の夕ご飯は、冬瓜と鶏肉の炊いたん!でしたー。
(新潟風に言えば、ゆうごと鶏肉の煮物。)

「しゅむ」は、歯医者さんで、時々耳にします。
「ちょっとしゅむかもしれませんが、、、」みたいな
使い方です。
しゅむってなんか響きが、かわいいですね。
あまり使う場面がないので、まだしゅむを使いこなせてません。。。

 
ブログ用に撮った写真があったのですが、取りこんでみたら、
だめだめでしたので、前撮って、のせそびれてた写真より。

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ちょっと前に、オーダーで制作したテーブルランナー。
ご希望で、房付きです。
端の仕上げは、折り込んで縫って仕上げることが多かったのですが
房にするのもなかなか良いかもしれません。

 

最近の作業と小説

日々・制作

夕方の空がやわらかな色してるこの頃ですねー。
かぼちゃやさつまいも、
ほっくりしたものが食べたくなる季節です。

最近の作業。

淡いめやさしいめに染めました。
枇杷の葉、五倍子。
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食欲の秋。読書の秋。
と言うことで、本棚からおすすめをすこし。
食べもの系の小説は、ついつい手をのばしてしまいます。
春の片づけ祭りで、だいぶ手持ちの本たちをブックオフに見おくりましたが、
こちらは、残した子たち。
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気になる題名があれば、ぜひ手にとってみてください^^

吉田篤弘さんの小説は、言葉のひびきから想像がふくらみ
どれもこれもとにかく大好き!

かもめ食堂は、映画化されててわりと誰もが知ってますね。
ヘルシンキに旅したくなります。

食堂かたつむりも映画化されてますね。
この食堂の名は、なんともかわいすぎです。

太陽のパスタ、豆のスープは、
豆好きとしては、読まずにはいられないタイトルでした。
なんと、私の大好きな楽天堂の豆屋さんのことがお話に出てきて
びっくりでした。

秋の夜長は、おいしいお茶と読書で楽しみたいですね。
展示に向けて、制作もがんばります。