工房からの風、ありがとうございました!
工房からの風、先日無事に終了しました。
お礼が遅くなりましたが
お越しいただいた皆さま、気にかけていただいた皆さまも
本当にありがとうございました!
二日目朝は雨が降っていましたがオープンが近づくにつれ
雨が止んでくれました。
振り返ると、ひとつひとつの出会いがかけがえがなく
何度も巻いて迷ってくださったり、一枚一枚が出会い旅立って行き、
選んでくださった方々のあたたかな笑顔が浮かびます。
工房からの風に3回も出させてもらうことは
おおきなプレッシャーでしたが
つくることを続けてこれたからこその喜びを感じることができました。
以前お選びくださった方が素敵に巻いてきてくださったことも
本当に嬉しかったです。
あまり色落ちもせず、やわらかく馴染んだストールを見せてもらうと
胸がいっぱいになりました。
制作の中では考えて考えて、自分なりのベストな方向を探して選択していくわけですが…
使うことが前提にあるものは自分なりのこれでよかったんだと
思えるものができあがるまでには使ってもらってこそだし、
答えが出るまでに時間がかかるものだなとあらためて思いました。
購入くださった方にお返しできることがあるなら、それは制作をやめずに続けてゆくことだよ、と
自分の制作を始めた初期の頃に友人が話してくれました。
じっくりと続けてゆくことが何よりですね。
駆け出しの頃からお世話になっている
工房からの風、本当にありがとうございました。
いつも出展を手伝ってもらっている麻子さん。
一緒に展示について悩んだり考えたり、喜びを共有してもらったり。
麻子さんとお話しして選んでくださった方もいらっしゃったと思います。心から感謝です。
手仕事の素材を紹介する一草一木テント。
風人さんが糸を素敵に展示して下さいました!
積極的にご案内してもらったようで一草一木テント経由のお客さまが
大勢、ブースに立ち寄って下さいました。
ありがとうございました。
工房からの風から帰ってきてからは
片付けや掃除、ためてしまったあれこれなどしてると一日一日があっという間。
でも秋晴れの気持ちいいお天気は、何をしていてもここちいいですね。
なかなか気持ちの切り替えってぱっとできないんですけど
風の余韻には心ゆるすまで浸りながらも、
手をうごかす日々にもどっていきたいと思います。
工房からの風へ行ってきます。
いよいよです!!!
ようやく準備できまして
千葉に向かっています。
明日、ぜひお待ちしています。
会場となるお庭の植物や木々も
本当に素敵です。
ぜひ足を運んで楽しんでいただきたいです。
*10月13(土)・14(日)日
千葉県市川市ニッケコルトンプラザ屋外会場
10:00~16:30
シルク・アルパカウールのマフラーシリーズ!
コースター。
会場内のおりひめ神社の奥、
一草一木テントに草木染め糸を
展示させてもらいます→☆
工房からの風は、出展が決まると
春と夏の終わりにミーティングがあり、
全国から出展作家があつまります。
そこで企画の方からお話しいただくことが
本当にすばらしく、
同世代の作り手の皆さんとの交流の時間も話すことで励みになったり、また自分の中の風通しをしたりで、
この企画に参加させてもらう実りのひとつです。
作り手として
生きていくことで大切にしたいことに
はっと気付かされたり、
今一度自分に問う機会でもあります。
4月のミーティングでメモしたことは、
「自分の喜びや幸せにつながる仕事をしよう。」
「自分のやりたいと思うことを惜しみなくやろう。そういった時間にケチにならない。」
きっと今一番言ってほしかった言葉だなと思いました。
作ることへの純粋さ、
こんな風に作り手の背中を押してくれる場はなかなか無いな~と思います。
私はこの半年間、
自分の喜びや幸せにつながる仕事を
思う存分にやれただろうか…
惜しみなくやるって覚悟がいることだな…
とあらためて思います。
明日からの二日間を考えると
緊張しますが
今日は早めに寝て明日に備えます。
紹介して頂きました!
工房からの風HPの出展者紹介で
紹介していただきました!→☆
背中を押してもらえるような紹介、とても嬉しいです。
これでいいんだろうか、もっと変化していけなければ、、、
もっと急ぎ足に頑張らねば、、、もっともっと、、、
いろんな焦りがありますが、
自分のペースで自分の方向をすすんでいっていいんだなーと
思えました。
一日一日、当日に近づいてきて緊張しています。。。
経糸・シルク(茜、梅の木)、緯糸・アルパカウール(茜)
ウールの糸と染めのこと
夜になり雨風が強くなってきましたが
皆さまのお住まいの地域は大丈夫でしょうか。
先日の台風は、ものすごい突風と大雨で、家はがたがたと揺れ、
木枠の窓の隙間から雨が吹き込み、
小窓や外の戸が外れたりして、
こわかったです。
今回は窓枠に養生テープをしっかり貼り、
戸は固定して、台風対策しました。
どうか無事に行き過ぎていきますように。。。
晴れた日に摘んだよもぎをつるして
その横で整経作業。草の良い香り。
ウールの糸のいつもの色合いのような
マフラーをみてみたい、とおっしゃって下さるお声を聞くことが
度々ありまして、ようやく取り組んでいます。
今までは、経糸はシルクで、
吉田麻子さんの紡いで下さるナチュラルカラーの羊の糸を
緯糸に使わせてもらっていました。
そのマフラーの風合い色合いともに大好きで
これからも作り続けられたらと思っていますが
また新しい取り組みとして
雰囲気が違ったシルク・ウールマフラーが出来上がりそうです。
色はいつものように天然染料でウールの糸染めをしています。
ウールの糸の天然染料の糸染めは初めてで、
素材が違うと、こまかい染めの段取りも違っていて
染めの本を横に置き、手順を見返しながら染めています。
ウールは染め温度を本当にゆっくりと温度を上げていき、
フェルト化して繊維が固くなったり傷めないように
慎重さが必要です。
まだまだ慣れず、おっかなびっくりといったところです。笑
染め作業だけになかなか時間をかけられず、
色数もまだ少ないです。
こうして一から新しい糸で糸染めを始めると、
今手もとにある絹の糸の色数の幅に比例した
積み上げてきた時間を感じます。
次はどの糸を使おうかなーと糸の引き出しを
眺めていると、あの場所に生えてたあの草、あの木、
染め用にと下さった方のこと、、、
などなど記憶をたぐるような時間でもあります。
話がそれましたが、ウールの染め織りは
やっと踏み出した第一歩、
まだまだ作業の手が慣れてない感じもあったり、
初めから大きいサイズは難しいですが(もっと早い段階から取り組めればよかったのですが。。。)
10月の工房からの風で、いくつかもっていけるように
制作も大詰めですが頑張ります。
最近のこと
前の投稿から気づけば
だいぶ日にちが経ってしまいました…
来月の工房からの風に向けて
制作の日々を過ごしています。
工房からの風HPでは、出展者紹介も
始まっていますのでどうぞご覧ください。→☆
9月のはじめにはようやく
藍の生葉染めをしました。
京都の家のお庭で種取りして
つないできた種なのですが、信楽の家でも
プランターですが、無事に芽吹いてすくすくと育ってくれました。
今年もきれいな空色が染められ、うれしいです。
1週間の出張の時は、友人がプランターごと預かってくれて
水やり当番してくれました。感謝。
工房からの風の時に
テントの背景につるす布を制作しました。
(いつも野外展示のテントでは白い布を背景にかけて
ましたが今回は小さなチャレンジ!)
よもぎで染めたリネンの布を
ポジャギの縫い方を参考にして手縫いで縫いました。
こっくりとした秋色のストールとなかなか相性良さそうです。
メインの織物の制作でばたばたで作ろうか迷いましたが
おもいきってやってみて良かったです。