玉ねぎの皮染め
ためた玉ねぎの皮で染めた色。
綿と麻です。
しっかりとした良い色が染まりました。
朝、陽が昇るとかわいらしく花ひらきます。
夕方になると、おしごと終了といわんばかりにしぼみます。
少し前ですが、朝、庭を見ると、
植木鉢のビオラがごっそりなくなって下の方にちびちびとした茎だけになっていました。
他のお花も荒らされていたり、
周辺の伸びてきていた草の先っぽもなくなっていました。
足跡やふんから推測すると、鹿に食べられたようです。。。(泣)
藍はまだ小さかったので大丈夫でした。
近所の方に聞いてみると、鹿は新芽のやわらかいのが大好きで食べにくるそうです。
育った古いものはもう食べないそうです。
確かに私も春は野草のやわらかい新芽をたくさん採っていただいたので
鹿も一緒なのかと思いました。
でも、藍が食べられてしまっては
今年の糸染めができなくなってしまうので鹿対策!
庭の一角の藍の花壇をぐるりとネットで囲みました。
それ以来は鹿の被害は大丈夫だったのですが
今度はようやく15~20センチ位に育ってきた藍の苗がぽきっと折れています。
はじめは気のせいかと思いましたが何度も折れているので
調べてみるとやはりネキリ虫の仕業のようです。。。(泣)
今日はネットで調べた方法を試すべく、
土の中をわりばしで浅く掘って探して眠っているネキリ虫(夜行性)をできる限り除去作業。
その後、ネキリ虫に食べられないように、
藍の茎の下の方を一本ずつアルミホイルでくるみました。
毎朝、どきどきしながら庭を確認しています。
どうか無事にすくすく育ってくれますように。。。
藍の種は10年近く種を採りながら育てていますが
こんな事態は、はじめてです。
その土地によって育ち方も育つ状況も違うものだなと
気付かされました。
いつもプランター栽培でしたが
今年はお庭がある家に引っ越せたので
藍の花壇を作って収穫量を増やせたらと思っていましたが
そうそううまくはいかないようです。
と同時に、
作物を育てる農家の方のご苦労もあらためて感じました。
作物を無事に収穫まで育て上げることは奇跡のように
すごいことに思えました。
今まで以上に、日々、感謝していただきたいです。
ごっそり食べられたビオラですが
あきらめずに毎日水やりをしていると
茎から新芽が元気に出始めました。
植物の生命力も本当にすごいですね。
最近のお庭の出来事でした。
若草色
新緑の季節
カラスノエンドウとスズメノエンドウ
自然の恵み
久しぶりの更新となってしまいました。
お元気にお過ごしでしょうか。
不安な毎日を過ごされてるでしょうか。
お仕事も生活も大変な思いをされている方も多いと思います。
コロナが終息していくことを願います。。。
私の方は元気に過ごしています。
この先の展示もいつできるかと思うと気がぬけてしまいますが
また皆さんに作品を見てもらえることを楽しみにして
制作に励んでいきたいと思います。
最近は散歩にでかけては
拾ってきたり、摘んできたり。
この前はヤシャブシの木の下に実がたくさん落ちていて
拾ってきました。
右がミョウバン媒染、左が鉄媒染。
こっくりとしたきれいな茶色が染まりました。
巡る季節を感じながら、自然の恵みに元気をもらっています。
同じ土地に住みながら、今まで出会わなかった草木に今年出会うことができた幸せ。。。