水草染め

日々・制作

同じ滋賀県内でガラス工房を営むglass imecaの神永さんは
琵琶湖の水草を灰にしてガラスに溶け込ませた作品を制作しています。
琵琶湖彩(びわこいろ)と名付けられた作品は
水辺を思い浮かべるようなとても美しい作品です。
(その他のガラス作品も制作されています。)

「水草で染めてみませんか」とお声がけいただきまして
水草を乾燥させた粉状のものを送ってくださいました。
どんな色が染まるんだろう♪と
ひとまず絹糸を染めてみたら染まったので
どんなものにしようかなと、他の制作の合間に試し織りをしつつ
ようやく糸が決まったので、先日染めました。

絹糸。
左が鉄媒染。
右がミョウバン媒染。
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麻糸。
左が鉄媒染。
右がミョウバン媒染。
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落ち着いたやわらかな色が染まりました。

 
煮出した染液です。
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染め後の水草。
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お送りいただいてから、時間が経ってしまい、ゆっくりの進みで申し訳ないですが
形にできるようにすすめていきたいと思います。

神永さんは全国あちらこちらで出展されていますので
お近くの方、どうぞ足をお運びください♪
出展スケジュールは神永さんのサイトでぜひご覧になってください。→

オンラインストア開催中です!

日々・制作

急に冷え込むようになりましたがお元気でいらっしゃいますか。
我が家は今日からストーブを使いはじめました。
先々週末からはじまったヒナタノオトさんのオンラインストア
「糸ぬの歳時記」ですが
すでに見てくださった方、お選びいただいた方、
本当にありがとうございました。
まだまだご案内してもらっています。
気になってくださってるものがあれば
どうぞまたご覧になってみてください。

手仕事を結ぶ庭「ひなたの縁側で」→
オンラインストア→

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最近は晩ご飯の時間に過去のドラマや映画を見たりして
楽しんでいます♪
良いドラマや映画には心を打つメッセージが潜んでて
勇気づけられたり、新しい風が吹き込んでくれた気持ちになります。

私のまわりでファンが多いドラマ「JIN‐仁‐」を
最近初めて見ました!(結構前のテレビドラマです。)
現代の医師が幕末にタイムスリップして
当時の流行りの病に効く薬をつくったり、治療したり、
幕末の時代背景と関わりながらいろんなことが巻き起っていくストーリーです。
ドラマの中で脚気(かっけ)に効く薬として作っていたのが
玄米ごはんで作る安道名津(あんドーナツ)。
お重に入れられた道名津がなんとも美味しそうで
レシピを調べてみると、アップされてましたので
どんな味がするんだろう!と作ってみました!
ドラマの中では上にあんこがぬられていましたが、今回はあんこ無しで。
思って以上にそのままの味で、おやつ♪と思いコーヒーといただきましたが
日本茶の方が合いそうでした。結構私は好きな味です。
自己満足の記録。
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(こちらのティーマットもヒナタノオトさんの
オンラインストアにて販売中です。3色あります。)
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今年、枇杷の実のなる時期に友人から枇杷をおすそわけしてもらったので
実はいただいて種をとっておいて、植えました。
しばらく芽はでなかったのですが、
忘れた頃にひょっこり芽がでていました!
とても嬉しいです。
すくすく育ってくれたら、糸染に、お茶に、お手当に、
楽しみたいです。
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明日からはじまります!

展覧会, 日々・制作

いよいよ明日から
ヒナタノオトさんのオンラインストアでの企画が始まります。
秋らしい色をそろえました。
お楽しみいただけましたら嬉しいです。

〈糸ぬの歳時記 芒原〉
10/9(土)正午~
ヒナタノオト「手仕事を結ぶ庭」→
オンラインストア「ソラノノオト」→

 
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秋のしごと

日々・制作

コブナ草の花穂が出てきたので種採り用を残して収穫。
わざわざ、種を採って来年蒔かなくても
こぼれ種から自然に発芽してくれそうな気もしてる。。。
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窓辺に干して、緑のカーテン♪
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コブナ草は今年いただいた種で初めて育てて
それまでは写真でしか見たことなかったので
こんなに華奢でかわいい花穂が出てきてびっくりしました。
乾燥させて保存。

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お隣さんがすももの木を剪定していたので
染め用にいただきました。
どんな色が染まるのか楽しみです。
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栗のイガを乾燥。
ここのところはお天気が良いのでよく乾いてくれそうです。
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拾った栗は栗ごはん♪
栗の皮を剥くのは根気のいる作業ですね。
心のゆとりが試されてるような。
気持ちがせかせかと忙しい時にはできないことだな~と思います。
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庭の紫蘇の実も収穫して醤油漬けにしたいし、
そろそろ種のついたよもぎもお茶用に収穫、乾燥せねば。。。
季節のしごとは、いそがしい。けど、楽しい。

小座布団

日々・制作

ヒナタノオトオンラインストア・ソラノノオトにて
秋の「糸ぬの歳時記」は
10/9()正午~から始まります!

秋らしい色合いのストールや
今回新しく制作した小座布団、
ティーマットなどそろっています。

お楽しみいただけましたらうれしいです。

ヒナタノオト「手仕事を結ぶ庭」→
オンラインストア「ソラノノオト」→

今日は小座布団をご紹介します。

以前のものをリニューアルしまして
生地もまた一から練りなおしました。

今回の生地は綿100%で自然栽培綿の糸を使って織り、
中わたには綿を入れました。
椅子敷き用に通常の座布団より、綿は少なめに入れてあります。
生地に綿を直接入れることで
生地の風合いをより楽しんでいただけると思います。

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おしりがあたたかくなりそうな茜色とレンガ色。
染め:茜、赤麻
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ビタミンカラーな元気な色!オレンジ黄色。
染め:玉ねぎ皮
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落ち着いたチャコールグレー。
染め:栗のイガ
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座布団の中央の綴じ糸は
布団屋さんでは一般的には化繊の糸ですが
天然の糸を使いたく、いろいろ糸を試してみまして、
すべりよく丈夫なこちらのリネン糸が一番しっくりきたので
今回はその糸を使いました。
糸は生地に合わせて同じ染材で染めました。

前の記事にもかきましたが
座布団の綿入れは布団屋さんで教えていただきました。
初めは、難しく思うようにいかず、私にできるんだろうかと正直不安になりました。。。
そもそも私はどちらかというと不器用な方、不器用な人は練習あるのみ!
何度も練習するうちにようやくコツもつかんできて
カタチにできるようになりました。
糸選びやサンプル織り、綿入れを学び、染め織り、仕立て。。。
今回の座布団の完成はうれしさひとしおでした。

前回の座布団作りにはじまり、時間をかけて取り組んでいくことの大切さと
おもしろみを感じることができました。
これからも作り続けていけたらいいなと思います。

オンラインストアでは直接見て触れてもらって・・・ができないのが
残念ですが、色も素材感もきもちの良い小座布団が出来上がったと思います。
ご自分用や贈り物に、ご縁ある方のもとへ
旅立ってくれたならとても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。