ふりかえり
早いもので、清滝テラさんでの展覧会が終わって
二週間近く経ちます。
時間を置いて、ゆっくり思い返してます。
「小さな里からつづく日々」
私自身にとっては、とても意味のある展覧会だったと思います。
過去を振り返って、未来へ向かう、そんな節目になりました。
と言うか、そう思いたい自分がいるのかも。。。
まとまりないですが、振り返りなどぽつぽつと書き出してみます。
展示を通して、越畑で学んだ織物と生活が結びついてる大切さ、
改めて考えることができました。
越畑で過ごした日々は、たくさんの学びがあったけど、
越畑の工房を出て、自分の織物を始める時が来たら、
正直どうしていいかわからなかくなりました。
自分を閉じ込めて、ひたすらに仕事する日々は、
技術的なものなどの吸収できた事と引き換えに
自分を見失ってしまいました。
自分がどういうものが好きで、どういう人だったかもわからなくなったら、
当然ながら何をどう作りたいのかわからない。。。
でも、織物が大好き、織物を自分の仕事にしたい、
その気合い?勢い?情熱?みたいなもののみが
あったので、ゆっくり進むうちに今に至ります。
制作しながら、奥底に沈んでしまっている本来の自分らしさを
掘り起こしてきたようにも思います。
最近になってようやく自分の織物が始められてる
そんな気もしてます。。。
今の自分だからこそできるイベントを含めた今回の展示、
無事に終えることができて本当に良かったです。
会期中は毎日通い、来て下さったお客さんとお話しできたのも充実の時間でしたし、
一緒に在廊した皆さんといろんなこと話せたのも、とても楽しかったです。
(越畑でのことや、今までのこと、仕事経験、旅の話、家族の話、、、
おもしろい話がたくさん聞けました!
この展示は、なんとも個性的な方の集まり!でした。。。)
修行時代からお世話になっている、一緒に展示した皆さんと
あたたかなお人柄で展覧会をまとめて下さったギャラリーテラの小林さんに
心より感謝しています。
展覧会にお越し下さった全ての皆さんも
改めて、ありがとうございました。
越畑のお米と新鮮野菜たち!