映画「杜人」をみてきました
久しぶりに映画館へ行ってきました。
観たのは
「杜人 ~環境再生医 矢野智徳の挑戦~」
自然の声を聞き、風や水の通りをつくりながら
大地を呼吸させ、あるべき姿に循環させていく
「大地の再生」という活動をしている
矢野智徳さんを追ったドキュメンタリー。
心震える映画でした。
矢野さんの言葉ひとつひとつに
重みがありました。
本当のことをやりきり、やり続けてきた人の言葉。
あたりまえに過ごしてきた日常の中で
大地への見方を変えてくれました。
購入したパンフレットを見ながら
振り返り、反芻しています。
パンフレットには身近なできそうなことも
わかりやすく載っていたり、
映画をより深めてくれるような内容となっていて
おすすめです。
興味をもってくださった方、
是非お近くの劇場に足をお運びくださいませ。
ちなみにアップリンク京都では4/28(木)まで上映中です。→☆
水草染め
以前、染めていた琵琶湖の水草で染めた麻糸ですが
ようやく織り上げました。
さっそくglass imecaさんの琵琶湖彩(びわこいろ)の一輪挿しやコップと
合わせてみました。
(glass imecaさんは、水草を灰にしてガラスにとけ込ませた作品を制作しています。)
琵琶湖の雫のようなとろんとした美しいガラス、
水草染めの手織りの布にすっとなじんでくれました。
6月にはglass imecaさんが企画、お誘いいただきまして
近鉄草津で、水草つながりの展示会に出展させていただきます。
他には、陶芸やお花関係の方もご一緒に。
先日、打ち合わせに行ってきましたが
とても楽しい展示となりそうです。
どうぞお楽しみに♪
6/22~28 近鉄草津店2階プラグスマーケット
チューリップ
催花雨
今日からヒナタノオトさんのオンラインストアでの
「糸ぬの歳時記」が始まりました!
オンラインストア「ソラノノオト」→☆
手仕事を結ぶ庭の方では
関連記事を綴っていただいています。→☆
特に今回はストールの巻き方やお洋服との合わせ方について
丁寧に紹介してもらっています。
とても素敵なのでどうぞご覧ください。
巻いてみたいけど、使いこなせるかどうか…とご心配な方も
ご参考になさってみてください。
今日は「催花雨」についてご紹介です。
春先に花々にふりそそぎ、開花を促す雨のこと。
経糸と緯糸の重なりでうまれる織り色を
活かせるように制作しました。
奥行のある色世界をゆっくり楽しんでもらえたらと思います。
ひとつは紫ピンク系。
もうひとつは紫ブルー系。
糸ぬの歳時記~清明~
お知らせが遅くなってしまいましたが
明日からヒナタノオトさんの
オンラインストアの企画
「糸ぬの歳時記」が始まります!
オンラインストアの方にはもう作品を並べていただいています。
どうぞご覧ください♪
オープンは26日(土)12:00~です。
今年に入ってから、引っ越し、制作と続いていたため
無事に発送を終えると、抜け殻になってしまいましたが
数日ゆっくり過ごして、また元気を取り戻しました!
作品について、また少しずつご紹介させてもらいます。
まずは今回、一番サイズも大きく、時間をかけて
取り組んだ「清明」です。
さわやかな風が吹きこんで、明るい陽射しが差し込む春の季節。
草木や花々、いのちがかがやき出す季節の空気感を表現してみたくて
制作しました。
最近は畑について勉強しています。
作物を育てて、自給自足をしたいという気持ちよりかは
もっと草木のことや生物について知りたいという気持ちから。
自然農の畑では、一般的な農家さんのやっている肥料や耕すなどの仕事を
生物にやってもらうように環境をととのえるそうです。
作物が育つには、光とあたたかな空気が大事。
畑にちょうちょが舞うことで、光をはらはらと振りまいてくれて
鳥がきてくれることで、上空のあたたかな空気を畑まで運んでくれるそうです。
なんて素敵な自然の循環なんでしょう。
余談ですが、
生物が行き交う畑の世界を知り、
ちょっと違うかもしれないけど
私もそんな世界を表現したかったんだと深く頷いてしまいました。
うまく伝わらなかったらすみません。。。