5月も終わり
日々の散歩をしながら草の様子を見るのが楽しく、
次はあの草、その次はあの草を染めてみたい…と
季節を追いかけるように過ごしています。
5月の振り返り。
画像だと、なかなか微妙な色が出ないのですが
春らしいやわらい淡い黄色です。
カラスノエンドウとスギナの染め。
スズメノエンドウ。野原のような緑味の黄色。
ヤシャブシの実の収穫。
昨年も一昨年も2月3月にはすっかり実が落ちていたのですが
今年は寒かったからなのか⁈5月に入っても実がついています。
時々、見に行っては落ちているのを拾ってきます。
ヤシャブシの実のこともそうですが
昨年は群生していた草も同じ場所に同じ頃に見に行っても
今年はそこまで生えてなかったりします。
自然もいつも同じではなく、広い視野でみたら
自然は自然なりのバランスをとりながら季節が巡っていくのかなぁと感じました。
琵琶湖の水草染めの制作もすすめています。
ミョウバンや鉄媒染の糸を混ぜて織りました。
麻のショルダーです。
携帯やお財布、メモ帳が入るサイズ。
小さめ巾着。
5月のはじめには、有難いことに
筍をたくさんいただきました。
炊き込みご飯やお味噌汁、春巻き、キーマカレー、ソテー、
など美味しくいただきました♪
6月は、滋賀県の近鉄草津店にて展示があります。
制作に励みます!
6/22~28 近鉄草津店2階プラグズマーケット「雨霞琵琶湖~あまがすみびわこ~」展
映画「杜人」をみてきました
久しぶりに映画館へ行ってきました。
観たのは
「杜人 ~環境再生医 矢野智徳の挑戦~」
自然の声を聞き、風や水の通りをつくりながら
大地を呼吸させ、あるべき姿に循環させていく
「大地の再生」という活動をしている
矢野智徳さんを追ったドキュメンタリー。
心震える映画でした。
矢野さんの言葉ひとつひとつに
重みがありました。
本当のことをやりきり、やり続けてきた人の言葉。
あたりまえに過ごしてきた日常の中で
大地への見方を変えてくれました。
購入したパンフレットを見ながら
振り返り、反芻しています。
パンフレットには身近なできそうなことも
わかりやすく載っていたり、
映画をより深めてくれるような内容となっていて
おすすめです。
興味をもってくださった方、
是非お近くの劇場に足をお運びくださいませ。
ちなみにアップリンク京都では4/28(木)まで上映中です。→☆
水草染め
以前、染めていた琵琶湖の水草で染めた麻糸ですが
ようやく織り上げました。
さっそくglass imecaさんの琵琶湖彩(びわこいろ)の一輪挿しやコップと
合わせてみました。
(glass imecaさんは、水草を灰にしてガラスにとけ込ませた作品を制作しています。)
琵琶湖の雫のようなとろんとした美しいガラス、
水草染めの手織りの布にすっとなじんでくれました。
6月にはglass imecaさんが企画、お誘いいただきまして
近鉄草津で、水草つながりの展示会に出展させていただきます。
他には、陶芸やお花関係の方もご一緒に。
先日、打ち合わせに行ってきましたが
とても楽しい展示となりそうです。
どうぞお楽しみに♪
6/22~28 近鉄草津店2階プラグスマーケット