3月も終わり

日々・制作

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あたたかくて、日差しのここちいいこの頃です。

先日の五色の布は、織り上がりました。

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あまり厚みがおもたい感じにならないように、
でもたよりないようなうすさやではなく。。。
打ち込み加減もある程度糸の質感が出るようにしたい。
ほどよいざっくり感だけどそれなりの密度。
ぺたっとしてなく質感のある布。
手織りならではの味はあるけどすっきりとしている。

そんなあいまいなイメージを持ちながら、
制作しました。

シンプルな経縞ですが、素材使い、織り加減と
じっくり向き合った時間となりました。

 

五色

日々・制作

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今日は良いお天気。

でも来週は、また寒の戻りとラジオで聞いたので、
朝から豆汁作業。
鍋3杯分の麻糸と綿糸の精練後、
昨夜から水に浸けておいた大豆から豆汁をとり、
糸を浸してもみこんで、脱水かけて干しました。
糸をさばいて干してると、
ひかりが気持ちよく、滞りがちだった気持ちに風が通り、
なんともすがすがしい気分になりました。

花まつりの日のお茶会で、床の間にかざって下さるという
五色(ごしき)の布を制作しています。
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染め色: 緑(かりやす・藍)、青(藍)、赤(茜)、黄(かりやす)

制作するにあたって、五色について調べてみると
なんとも奥の深い世界。

ざっくりとしか言えませんが(誤りがあればすみません。)、
五色とは、古代中国の陰陽五行説に由来してるものだそうです。
陰陽五行説とは、万物は「陰・陽」の二気、「木・火・土・金・水」の五行で成り立ち、
これら陰陽五行の要素で世の中は回っているという思想です。

方角を表す五方、季節を表す五季、内臓を表す五臓など、
自然界や人体など、あらゆるものが五行に配されているようです。

五臓のことは、冷え取りの本でよく出てきてたので
今回調べて行く中で、関連されてたことがわかって
五色が身近なものに思えました。
自然の摂理は内臓にもあてはまると思うと
やっぱり、人間も自然界も同じなのだなぁと思いました。

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ありがとうございました

展覧会

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日本橋三越店での百花展、
3日に無事に終了しました。

御礼が遅くなってしまいましたが
お越頂いた、たくさんの皆さま
本当にありがとうございまいした。

今展を企画してくださったヒナタノオトのスタッフの皆さまにも
本当にお世話になり、このような貴重な機会をいただいたことに
感謝しております。

 

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自分自身を振り返ると、
反省すべきことが多かったです。

頭の中をしっかり整理して
気持ち新たにすすみます。