栃尾てまり祭り

行ってきました

ゴールデンウイークには、
2日ほど新潟の実家に帰ってきました。

織り制作で出る余り糸を使ってもらって、
手まり作りのワークショップなどの活動をしている
稲葉春香さんと
栃尾てまり祭りに行ってきました!!
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お寺の一角が会場になってます。入口には、おおきな手まり!

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にぎわってました!

栃尾は、私の地元なのですが、
その昔、織物が盛んだったことから、
織物の余り糸を使って手まりを作って、
飾ったり、子供のあそび道具にしていたそうです。
今も、栃尾手まりの会を中心に、
手まり文化が受け継がれています。

手まりは、小さい頃からなじみがあったものの、
毎年5月にあるてまり祭りには
一度も行ったことがありませんでした。
春香さんが、ぜひ行きたい!と言ってくれたおかげで
今回初めて行ってきました。

春香さんと、手まり作りの体験もしました!
手まりの会の方に、教えてもらいながら、あれこれお話しを聞きながら。
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やってみると、難しさがよくわかります。
これは、あそび玉。ぽんぽんはねます。(春香さん↓ ボケた写真、すみません。 )
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手まりのの中には、7種の木の実が入っていて
まわりはぜんまい綿でくるまれています。
ふると、からからころころ、ここちよい音がします。
季節ごとに、材料を集めて、いつでも作れるように
保存しておくそうです。
自然のものを身につけることで、身をまもってくれる
お守りのようなものなのだそうです。

手まりの柄ひとつひとつにも、祈りに近いような意味があります。

春香さんが詳しく、丁寧なレポートを
つづってくれてますので、
どうぞご覧ください^^ → その1 、 その2

 

糸の草木染めを始めてから、
特にここ数年、考えたり、感じたりしている
「目に見えないけど、確かにあるもの」

栃尾の手まりも、まさにそれに通じているなと思いました。
栃尾の手まりは、見た目の美しさだけでなく、
野山から、材料を採集してきて想いをこめて
柄をかがる時間、そのものにも意味があります。
自然とともに暮らしているからこそ、作れるものです。
大切な人や自然への慈しみが詰まってるからこそ
あたたかなひかりのようなものを宿しているように思います。。。

てまり祭りを楽しんだ後は、
道の駅に移動して、食堂で遅めのお昼ごはんを
食べながら、春香さんと自然と人についてなどなど
じっくり語らいました。
名物のおっきなあぶらげ!
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自分の足もとは、見えてないものですね~。
地元の魅力に触れた一日となりました。

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マンホールのふたまでが、手まりにあやかってました~・笑