しぼり染め

日々・制作

今年は秋になるのが早いって、よくききますね。
去年やその前の年の残暑のきびしさに比べれば、確かにましかもー。
夜は、虫の音色がここちいいこの頃です。

10月の展示に向けて、準備すすめてます。

展示の関連イベントで、
草木染めワークショップをすることになりました。
私にワークショップなんて、ゼッタイにムリ!って
思ってましたが、まわりの方に背中をおしてもらい、
今回初めてやってみることになりました。おもいきって。。。
時には、思い込みの殻から出てみることが必要ですねー。

枇杷の葉を染めたいというのがあって、素材との相性など
いろいろ試し染めしてみました。
ハンカチ、手ぬぐい、今治オーガニックコットンハンカチ、
コットンガーゼマフラー、シルク手袋。
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輪ゴムで括って、絞り染めしたのですが、
染め上がって、出てきたまるや線が、なんともおおらか!
子どもの落書きのようですね。

輪ゴムで布を括るわくわく感!
布を染液に浸すわくわく感!
輪ゴムをほどいて柄が出てくるわくわく感!
なんだか、思ってた以上に楽しくって、
手を動かし創作することって、こんなにもおもしろいのかぁって
新鮮な気持ちになりました。染めも制作もいつもやってることなのに(笑)
この楽しさ、共有できたらうれしいなって思いました。

もう少ししたら、展示についてやワークショップの詳細、
お知らせできると思います。

ついでに、染めの残液で
冷えとりソックスの絹も染めました!
(綿は、下処理が必要なので、今回はすぐ染められる絹だけ。)
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やさしいサーモンピンク。気にいってます^^

調べてみました↓

「枇杷の葉の豆知識」
排毒、免疫系の強化。
日本の暖地に広く自生または栽培される常緑樹で、葉の煎じ汁を清涼健胃薬とし、
暑気払いに用いられました。
また、浴湯剤としても用いられ、皮膚をなめらかにし、汗泡によいとされました。
ビワは葉・樹皮・種を薬用とし、古来より民間療法の妙薬として用いられています。
有効成分のアミグダリンはビタミンB17になり、腹痛・腰痛・リウマチ・内蔵の痛み一切に、
火傷・皮膚病一切に、喘息・気管支炎・アレルギーなど、万病に効く木です。

枇杷の葉の薬効成分はすごいですね!
肌に身につけるもの、あれもこれも染めたくなります!
枇杷の葉で染めたハンカチや手ぬぐいで、
汗をふくのも良さそうですね。