赤麻染め

日々・制作

今年も赤麻染めの季節が巡ってきました。

いつもの採集の場所は草刈りされていてあまり収穫できませんでした。
家からすこし遠くの場所ですが、ちらりと通った時に生えていたなぁと
思い返して行ってみると、わさわさとじゅぶんなほどに!
草木染めをしていると、どこへ行くにも草を探す目になってしまいます。笑

今年もお鍋いっぱいに染液がとれたことに感謝です。

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数日かけて煮出しまして、
一週間近くかかって染めました。
だいたい他の草は染液を置くと色がにごるので
早めに染めてしまいますが
赤麻は置いておくことで赤みを増すのでこういったことができます。

上の段は1番液で染めた綿と麻、
下の段は2番液で染めたアルパカウールの糸。
1番液のレンガ色は心落ち着く雰囲気で
2番液のくすんだピンクはかわいらしさもあって気に入っています。
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綿糸の試し織り。
ようやく使う糸の組み合わせも決まり、今度は実寸で織ってみています。
秋には、また小座布団をつくりたいと思っています。
心地良い座布団をつくれたら…と意気込んでいます。
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梅雨明けまでもう少しでしょうか。
暑い夏がやってきますね。
どうぞお体に気を付けて、やすみやすみ過ごしましょ~。