言葉の表現

日々・制作

先日、東京へのバス待ちの時間、本屋さんでみつけた本。
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作品にタイトルをつけるようになってから、
言葉に興味を持つようになり、
日本の季節のうつろいを美しく表現した言葉があることに感動したり、
二十四節季などなどそういった本を手にとるようになりました。
長年、俳句に携わっていた方から、「歳時記は言葉の宝石箱」とお聞きしてからは
歳時記の本も時々のぞいていました。
そんなこともあって、このかわいらしい装丁の本も気になってしまって
購入しました。
本の冒頭には、なぜ俳句を作るのか、俳句の楽しみなどがかかれていますが
心に留まった言葉の数々がありましたので一部抜粋させてもらいます。

・ふだんのなんでもないところに、季節の詩をみつけだすのが俳句
・表現しながら生きることは、流されずに自分の人生をじっくりと見つめながら
生きていくということ

この本を読みすすめていると、
俳句を詠むことと、私が織りたい布というのは
似ているなと思いました。
日常をみつめる時間を持ち、表現したいものをみつけてゆくこと、
美しいものに触れ美しいと思う感性を磨くこと、
その世界観の表現力を養うこと。
ひとつ、大きな展示を終えたばかりということもありまして
課題がたくさんみえてきたように思います。
もっとタイトルの言葉と作品を結び付けてゆけるように
今後はもっと言葉も学んでいきたいなと思います。

本を読んでいたら、私にも俳句できるかも!と思いましたが
なかなか言葉がでてきません。。。