炊いたん

日々・制作

今日、ラジオを聴いてたら方言ネタがちょっと気になりました。
(関西)   (標準語)
・炊いたん → 煮物
・しゅむ  → しみる

そう言えば、関西にきたばかりの頃、
まわりの人たちがつかう、「炊く」にとても違和感があったのを思い出しました。
関西にくるまでは、炊くは、ごはんを炊くぐらいしか使いませんでしたが、
関西の人は、煮る全般に炊くをつかうようです。
糸を炊く、大根を炊く、など。。。
京都にきてはや8年、、、今ではすっかり聞き慣れました。
ちなみに、今日の夕ご飯は、冬瓜と鶏肉の炊いたん!でしたー。
(新潟風に言えば、ゆうごと鶏肉の煮物。)

「しゅむ」は、歯医者さんで、時々耳にします。
「ちょっとしゅむかもしれませんが、、、」みたいな
使い方です。
しゅむってなんか響きが、かわいいですね。
あまり使う場面がないので、まだしゅむを使いこなせてません。。。

 
ブログ用に撮った写真があったのですが、取りこんでみたら、
だめだめでしたので、前撮って、のせそびれてた写真より。

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ちょっと前に、オーダーで制作したテーブルランナー。
ご希望で、房付きです。
端の仕上げは、折り込んで縫って仕上げることが多かったのですが
房にするのもなかなか良いかもしれません。

 

最近の作業と小説

日々・制作

夕方の空がやわらかな色してるこの頃ですねー。
かぼちゃやさつまいも、
ほっくりしたものが食べたくなる季節です。

最近の作業。

淡いめやさしいめに染めました。
枇杷の葉、五倍子。
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食欲の秋。読書の秋。
と言うことで、本棚からおすすめをすこし。
食べもの系の小説は、ついつい手をのばしてしまいます。
春の片づけ祭りで、だいぶ手持ちの本たちをブックオフに見おくりましたが、
こちらは、残した子たち。
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気になる題名があれば、ぜひ手にとってみてください^^

吉田篤弘さんの小説は、言葉のひびきから想像がふくらみ
どれもこれもとにかく大好き!

かもめ食堂は、映画化されててわりと誰もが知ってますね。
ヘルシンキに旅したくなります。

食堂かたつむりも映画化されてますね。
この食堂の名は、なんともかわいすぎです。

太陽のパスタ、豆のスープは、
豆好きとしては、読まずにはいられないタイトルでした。
なんと、私の大好きな楽天堂の豆屋さんのことがお話に出てきて
びっくりでした。

秋の夜長は、おいしいお茶と読書で楽しみたいですね。
展示に向けて、制作もがんばります。

 

おすすめ展覧会

おすすめ

9月に入り、展覧会シーズンですね!!
私も見にいきたい展覧会ちらほら。

友人から届いたDMから、おすすめの展覧会をご紹介!!

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オトメノイノリ
2014年9月11日(木)―9月29日(月)
赤堀友美 大桃沙織 竹中悠記 petitricot
セレクトショップ京

 

 

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Time is music ―時の音―
2014年9月18日―9月30日
JOIE INFINIE DESIGN 大護慎太郎 個展
okeba gallery & shop

 

 

お近くにお住まいの方、ぜひぜひ足をお運びくださいねー^^

しぼり染め

日々・制作

今年は秋になるのが早いって、よくききますね。
去年やその前の年の残暑のきびしさに比べれば、確かにましかもー。
夜は、虫の音色がここちいいこの頃です。

10月の展示に向けて、準備すすめてます。

展示の関連イベントで、
草木染めワークショップをすることになりました。
私にワークショップなんて、ゼッタイにムリ!って
思ってましたが、まわりの方に背中をおしてもらい、
今回初めてやってみることになりました。おもいきって。。。
時には、思い込みの殻から出てみることが必要ですねー。

枇杷の葉を染めたいというのがあって、素材との相性など
いろいろ試し染めしてみました。
ハンカチ、手ぬぐい、今治オーガニックコットンハンカチ、
コットンガーゼマフラー、シルク手袋。
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輪ゴムで括って、絞り染めしたのですが、
染め上がって、出てきたまるや線が、なんともおおらか!
子どもの落書きのようですね。

輪ゴムで布を括るわくわく感!
布を染液に浸すわくわく感!
輪ゴムをほどいて柄が出てくるわくわく感!
なんだか、思ってた以上に楽しくって、
手を動かし創作することって、こんなにもおもしろいのかぁって
新鮮な気持ちになりました。染めも制作もいつもやってることなのに(笑)
この楽しさ、共有できたらうれしいなって思いました。

もう少ししたら、展示についてやワークショップの詳細、
お知らせできると思います。

ついでに、染めの残液で
冷えとりソックスの絹も染めました!
(綿は、下処理が必要なので、今回はすぐ染められる絹だけ。)
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やさしいサーモンピンク。気にいってます^^

調べてみました↓

「枇杷の葉の豆知識」
排毒、免疫系の強化。
日本の暖地に広く自生または栽培される常緑樹で、葉の煎じ汁を清涼健胃薬とし、
暑気払いに用いられました。
また、浴湯剤としても用いられ、皮膚をなめらかにし、汗泡によいとされました。
ビワは葉・樹皮・種を薬用とし、古来より民間療法の妙薬として用いられています。
有効成分のアミグダリンはビタミンB17になり、腹痛・腰痛・リウマチ・内蔵の痛み一切に、
火傷・皮膚病一切に、喘息・気管支炎・アレルギーなど、万病に効く木です。

枇杷の葉の薬効成分はすごいですね!
肌に身につけるもの、あれもこれも染めたくなります!
枇杷の葉で染めたハンカチや手ぬぐいで、
汗をふくのも良さそうですね。

ありがとうございました

展覧会

先日、日本橋三越での「工房からの風から50人の手仕事展」、
後期も終了しました。

前期後期通して、多くの方に足をお運びいただき
盛況だったとのこと、
本当にありがとうございました!

三越展のブログの、最後の「感謝の風」、
よろしければぜひお読みください→☆

工房からの風は、
作り手の背中をおしてもらえる風だったり、
あたたかな気持に包まれた風だったり、
人と人をつなげてくれる風だったり、、、

三越展に出展でき、改めて工房からの風の深みを
感じました。
今年の工房からの風についても、
ぜひチェックよろしくお願いいたします→

 

三越展が終わり、夏も終わりか。。。
そんな気持ちになりますが、
気持ち切りかえ、秋へ向かいます。

秋の展示は、10月末に京都にてグループ展をします。
ここのところ、企画展参加がほとんどだったのですが
この秋は、一緒に展示する皆さんやギャラリーさんと企画から練っております。
展示とともに、楽しいイベントも考えてます!
どうぞお楽しみに!!!