藍生葉染め
夏の思い出
9月に入り、まだまだ残暑ですが
早朝の散歩は涼しく、、、肌寒いくらいになりました。
8月の終わりには子供たち数人と先生が
工房見学に来てくれて、
藍生葉のたたき染めWSをやりました。
葉っぱをたたいて
色素を布にたたき出します。
みんな夢中になってやってくれて
楽しんでもらえたようです。
たたいた後の葉は紙になすりつけて
自由に描いてもらいました。
初めての試み、私にとっても良い経験となりました。
WSも今後やっていきたいことのひとつです。
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夏は暑すぎてあまりわらを連れてあるけないのですが
早朝に琵琶湖へ行き、お散歩してきました。
いろんなわんこがお散歩していて
うれしそうに歩いてました。(わらはわんこ好きわんこ。)
水辺、空、雲の美しさ。
いつ来てもここはいいなぁと思います。
待宵草の染め
昨年は染めそびれた待宵草ですが
今年は染めることができました。
空が明るくなるのを待って採集へ出発。
朝日に染まるやわらかな空の色がきれいでした。
鉄媒染でこっくりとした茶色に
変化します。
前にも書いているようにも思いますが
この色は染織修業時代に通った草木染め教室で
初めて染めた色。
とても美しく染まったこの色に心魅かれて
草木染めを続けられたように思います。
当時はまわりの人から
草木染め手織りでやっていくのは難しいよ…と
よく言われました。
そんなことをふと思い出した夏の日でした~。
どんなかたちであれ、自分のペースで
良いと思うものをつづけていくのが大事ですね。
暑い暑い夏、
秋に向けて制作をすすめていきたいと
思います。
次は10月に滋賀での展示の予定が入りました。
また詳細もお知らせします。
皆さまも熱中症など気をつけて
頑張りすぎる人は気持ちゆるめて
お身体お大事にお過ごしください。
わらをお迎えして初めての夏。
毎朝5時に起きてお散歩。
お弁当作りや朝ごはん。
洗濯、掃除、畑まわりのお世話。
朝の時間があっという間に過ぎてゆきます。
すこしごろーんとしてくつろぐと
あそぼうよ♪と
タオルをもってくるわらです。
タオルのひっぱりっこあそびが定番です。
わんこのお世話は大変ですが
それ以上にかわいさが上回ります。笑
大井農園さんのバラ染め
先日、滋賀県守山市のバラ農家さん、大井農園さんへ行ってきました。
前回に続き、出荷できないお花を染め用にわけてもらいました。
ルージュロワイヤルというお花100本です!
車中、良い香りに包まれて運びました。
本当に美しいお花です。
いつもながら、染めにはもったいない…と
思いながらも私のもとへやってきてくれたお花たち
大事につかわせていただきます。
煮出し作業。とてもきれいなピンクの染液。
でもこの色には染まらない…。
染めあがり。
左が麻糸、鉄媒染。右が絹糸、ミョウバン媒染。
バラのピンクが奥に感じられるようなお色です。
きれいな色が染まりました。
昨年はストールを制作しましたが
今年はまた違うかたちも制作したいと思います。
このような機会をいただき
大井農園さんに心から感謝です。
ありがとうございました
近鉄草津店での展示が無事に終了しました。
お越しくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
遠方から来てくださる方がいらっしゃったり、
昨年こちらでお求めくださってよかったからと
見に来てくださる方もおられて
とても有難くうれしいことでした。
旅立った作品が暮らしの中で
あたたかく寄り添うものとなることを願っています。
ご一緒させてもらった出展者の皆さまも
プラグスマーケットの皆さまも
本当に良い方ばかりで
充実の時間を過ごさせてもらいました。
お世話になり、ありがとうございました。
出展者の皆さんと話せることは
刺激になることが多く、はっとさせられたりします。
今回ご一緒したのびやかに個性的な形を作っている作り手さんが
「世界中のどこかにはこれを好きになってくださる方がきっといる」と
話されていて、すごくいいなぁと思いました。
必要とされるものを作りたい気持ちももちろんありますし、
その一方で自分の表現したいものを形にしていきたい気持ちも大きく、
時間をかけて考え、制作した作品には思い入れがあり、
目の前の結果に一喜一憂してしまいがちです。
この先、落ち込むようなことがあっても、長い目でみて世界中のどこかには…と
思えば気持ちも楽になり、自分を見失わなそうです。
今回の展示では倒れにくい花器をglass imecaさんが前もって作ってくださり
布ものの私の展示ブースにも大好きな紫陽花をたくさん飾ることができました!
皆さんとまさに紫陽花ヶ浦な素敵な売り場をつくりあげられ(皆さんのおかげ)、
良い展示ができたと思います。心から感謝しています。
ありがとうございました。
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